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おさらい。 坂本家の本家は、才谷屋(さいたにや)という商家、高知城下でもゆびおりの金もちでした。 父親の八平さんは、郷士という身分のさむらいで、さむらいの身分としては、低いのですが、 財産もあり武芸や学問もおさめた人です。 八平さんは、もう一人の男の子がほしくて、やっと5番目に、龍馬さんが産まれました。 ところが、産声が、ほそくどこか弱よわしい子だったので、元気で強い子になってほしいと、龍馬とつけたそうです。 「乙女ねえちゃん。海の向こうには、よその国があるゆうぜよ」 っと海をみながら、育ちました。が、12歳で、母親を亡くし、いつも、びいびい泣いていたそうです。 12歳になっても、寝小便もなおらず、泣き虫だったのですが、姉の乙女さんは、ちょっと違う目で見ていました。 龍馬さんと話ていると、人のこころをやさしくするというか、気持ちがやわらかくなるというか、 太平洋な底知れない、深さが龍馬さんには、あったそうです。 |
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おさらい。 龍馬さんのお姉さん、乙女さんは、おすもうさんのように大きい女性でしたが、身のこなし方は、軽かったようです。 剣術は、免状が取れるほどの腕前で、馬術、弓術、水術、なんでもできました。泣き虫、龍馬さんに剣術を、教えていました。 乙女さんは、龍馬さんの才能をみぬいていました。そして、龍馬さんを道場(日根野道場)に通わせました。 そしたら、龍馬さんは、攻撃的な技より、受け身ばかり身につけたそうです。 やがて、剣術も乙女さんの剣すじをみぬけるまで、腕をあげました。ある日、土佐に大石進(剣術家)さんが来ました。 すごい腕前にびっくりしたそうです。大石さんは、龍馬さんに、「江戸には、もっとすごい物が、いくらでもおります。 剣の道は、ただ修業あるのみです」と言われたそうです。 そして、1ヶ月前には、龍馬さんの家の前を、漁師があるいていました。 その漁師は、外国から、十何年かぶりに土佐にもどってきました。 テンガロハットをかぶり、革のブーツをはいています。 つまり、カウボーイのかっこうをしています。 自信にみちて、まっすぐ歩く姿に、龍馬さんは、心うたれたようです。その、男は、ジョン万次郎という男でした。 龍馬さんは、外国には、行けないけど、江戸なら行けるかも・・・・。っと思ったそうです。 そして、もっと、剣術修行をしたいと、思ったそうです。 |
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おさらい。 龍馬さんは、19歳の春、江戸に行きました。そして、千葉道場に1年あまりかよったそうです。 そんな、ある日、龍馬さんの人生を大きくかえる事件がおこりました。 アメリカ艦隊司令官ペリーが、軍艦4隻つれて、浦賀(神奈川県)に突然、やってきました。 人々は、大変、おびえたそうです。 江戸が、戦いにまきこまれると・・・。町人の中には、荷物をまとめて、逃げ出す人もおり、大混乱だったそうです。 江戸城の役人もどうしたらいいのかわかりません。とりあえず、海岸を守れ、という命令が、江戸幕府から、出されました。 龍馬さんも、土佐藩の武士として、品川の海岸警備をしたそうです。 龍馬さんは「わ〜、たまるか〜あれが、黒船かよ。まっこと、ごっついねや〜。」っと言ったそうです。 巨大な蒸気船で、真っ黒な船体には、大砲がいくつもそなえていたそうです。 それが、陸にむかって、黒い口を開けていました。 玉が、入っていない空砲でしたが、時々、江戸に向かって、ドドーンと、火をふきます。 たった、4隻でしたが、幕府はもちろん、日本中が、ふるえあがりました。 インドや、東南アジア、中国に続き、そして、日本もが、植民地にねらわれていました。 翌年、ペリーは、ふたたび日本にやって来て、幕府は、アメリカのおどしにまけて、日米和親条約を結びました。 その後、イギリス、ロシア、オランダとも、幕府は、条約をむすびました。日本にとって、得することはなかったそうです。 じわりっと、侵略されはじめていたのです。 龍馬さんは、「わしは、どうしたらえいがやろ〜」「どうすれば・・・」と思う反面、アメリカに対して、鉄のような、軍艦をつくり、海のむこうからやってくる。なんとも、すごい人たちでは・・・? いったい、どんな国やろ〜?っと、感心しているとこもあったそうです。 1年あまりの江戸を、後にし、いったん、土佐にもどったそうです。 |
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おさらい。 土佐へもどってからも、龍馬さんは、日根野道場で、けいこにあけくれました。 そして、{小栗流和兵法十二箇条}{小栗流和兵法二十五箇条}と、つぎつぎと、免状をもらいました。 けれども、龍馬さんは、自分がこれから、どうすればいいのか、わかりませんでした。 日本の国が、ほろんでしまうかもしれません。頭の中がごちゃごちゃだったそうです。 龍馬さんは、仁井田の親戚の家によく遊びにいきました。 「おんちゃん、また、来たぜよ。また、万国地図を見せてや〜」っと、万国地図は、たたみ1枚分ほどの地図です。 左には、アメリカ大陸、右には、アジア・ヨーロッパ・ユーラシア大陸。 日本は、小さい島国です。地図を見た後、桂浜へ行き、太平洋をながめます。 「日本は、まっこと小(こ)まい。土佐は、もっと、小(こ)まい。 けんど、わしは、もっと小(こ)まい。じゃからこそ、もっと大きな、世界で生きてみたい」っと、思ったそうです。 ですが、どうしていいのかわからず、ただただ、日根野道場で、けいこするしかありません。 そんな、龍馬さんに河田小竜さん(絵師)との出会いで、大きな変わりめとなりました。 絵師といっても、大変な知識家で、外国の情報もくわしい人です。 あの、ジョン万次郎さんとも知り合いと聞き、小竜さんをたずねました。 そこで、日本と、アメリカの違いなどを、いろいろ聞きました。 ヨーロッパの国々が、インドや、アジアを殖民地している事。 イギリスの艦隊が、どれほどすごい武器をもっているかとか。 大砲をつくる、技術や、天文気象など、すぐれた科学知識をもっている事。 また、アメリカでは、将軍(大統領)を札でえらび、町民や、農民、漁民だれでも、なれる事。 龍馬さんは、びっくりしたそうです。 が、「日本もアメリカみたいにならんといかん。身分がなんじゃ〜。 武士でも、上士、下士じゃ〜いうて、まっこと、日本は、身分にこりかたまっちゅう〜」 っと、いいながら、小竜さんと話し込んだそうです。 |
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